スペイン旅行で食べたい人気のスペイン料理10選!オーダーやお会計の方法も紹介
[投稿日]2021.08.24
「スペイン旅行に行ったらどんなスペイン料理が食べられるんだろう?」
「日本で食べるスペイン料理と現地スペインで食べるスペイン料理、なにか違いはあるのかな?」
日本でも馴染みのあるスペイン料理といえばパエリアやアヒージョなどが有名ですが、実際に現地ではなにが食べられているのか気になりますよね。
またスペイン旅行に行ったら、レストランでのオーダーやお会計方法がわからなくて心配……という方も多いはず。
そこで本記事ではスペインでよく食べられている人気のスペイン料理10選と、スペイン旅行の手助けとなるレストランでのお会計方法や豆知識をいくつか紹介します。
現地で人気のスペイン料理10選
1. ピミエントス・デ・パドロン(Pimientos de padrón)
ピミエントス・デ・パドロンはししとうを素揚げしてお塩をまぶした料理。
ヘタの部分以外をパクッと食べるのですが、一度ハマるとやみつきになって手が止まりません。
ビールとの相性が抜群なので、お酒のつまみにおすすめです。
2. パタタス・ブラバス(Patatas bravas)
パタタス・ブラバスはフライドポテトにブラバスソースをかけて食べる料理。
バルでサクッと飲みたいときのつまみとして頼まれる、超定番料理です。
お店ごとにソースが異なるので、食べ比べをしてみるのもあり。
3. トルティーヤ(Tortilla)
トルティーヤはスペイン版のオムレツ。
じゃがいもと玉ねぎが入っているのが定番で、ほうれん草やズッキーニ、なすやピーマンなどが入った野菜オムレツもあります。
オムレツとは思えないほどの厚みのものもあり、お店によっても種類はさまざま。
フランスパンに挟んで、サンドウィッチのようにして食べることもありますよ。
4. ハモン(Jamón)
ハモンはスペイン名物の生ハム。
スペインのバルやレストランには生ハムの原木(豚の足丸ごと一本)を扱っているところが多く、切りたての生ハムを味わうことができます。
お土産で日本に持ち帰るのは禁止されているので、スペインに行ったら必ず食べておきましょう。
日本で見かける生ハムとの違いに驚く人も多いはず。
5. プルポ・ア・ラ・ガイェガ(Pulpo a la gallega)
プルポ・ア・ラ・ガイェガはガリシア地方名物のたこ料理。
茹でたタコの上にパプリカパウダーやオリーブオイルがかかっていて、食べるとクセになる味。
ガリシア地方のバルではメニューに一言「Pulpo(たこ)」とだけ書かれているくらい、たこ料理といえばこれ!な一品です。
6. フィデウア(Fideuá)
フィデウアはお米のかわりに短いパスタを使って作られたパエリア。
アリオリソースをつけて食べるのが一般的で、通常のパエリアと同じくらいスペイン人に人気の料理です。
7. パン・コン・トマテ(Pan con tomate)
パン・コン・トマテはカタルーニャ地方名物のパン料理。
スペイン語で直訳すると「パンとトマト」で、完熟トマトとにんにくをパンにこすりつけてオリーブオイルをかけて食べます。
シンプルな料理なので、日本でもかんたんに再現できそうですね。
8. ピンチョス(Pinchos)
ピンチョスは小さく切ったフランスパンの上に色々なトッピングが載せられた軽食。
美食の街として有名なバスク地方のサン・セバスティアンの名物で、バルごとに異なるピンチョスを食べ比べするのが楽しいですよ。
ちなみにピンチョスという名前はスペイン語の「Pinchar(刺す)」から来ており、パンとトッピングを爪楊枝で刺した姿を表しています。
9. カルソッツ(Calçots)
カルソッツはカタルーニャ地方の冬の名物料理。
ネギを丸ごと炭火焼きにし、カルソッツソース(もしくはロメスコソース)をつけて食べます。
炭火焼きされたネギは甘みがあって、ソースとの絡みも抜群。
黒く焦げた外側の皮をするっと剥いて、一本丸ごと口に入れる豪快な食べ方も楽しいので、冬にバルセロナを訪れたらぜひ試してみては。
10. クレマ・カタラナ(Crema catalana)
クレマ・カタラナはカタルーニャ地方名物のスイーツ。
カスタードクリームの上にパリパリしたカラメルでコーティングされたデザートで、クレームブリュレに似た料理です。
レストランでオーダー・お会計するときの方法
入店時は人数もしくは予約した旨を伝えよう
予約しているレストランに入店するときは、日本と同じように名前と時間を伝えれば席に案内してもらえます。
予約していない場合は、入店して人数を伝える(例:Para 2 personas…)と空席具合を確認して席に案内してもらえます。
バルではテラス席が空いていれば、案内を待たずしてそのまま座ってもOK。店員さんが来てくれるので、飲み物などを頼みましょう。
オーダーは最初にまとめて頼むのがおすすめ
オーダーするときメニュー表などは頼まないと出てこないこともあるので、必要なら頼んでみましょう。(コロナ禍ではメニューが載っているQRコードが貼られていることもあります。)
一度オーダーするとメニュー表をすぐに下げられることが多いので、ある程度頼みたいものがわかっているなら最初にまとめて頼むのがおすすめです。
タパスを頼むときは一般的に小皿と大皿の2種類のサイズがあるので、店員さんに大きさを確認しつつ頼みすぎないようにしましょう。
オーダーするときのスペイン語の会話例
実際にレストランで食事をオーダーするときに使えるスペイン語の会話例を紹介します。
「すみません!(ウェイターを呼ぶとき)」
→「¡Disculpe!」「¡Perdone!」
「白ワイン(赤ワイン)をグラスで」
→「Una copa de vino blanco(tinto), por favor.」
「トルティージャはどんな種類がありますか?」
→「¿Qué tipo de tortilla tenéis?」
「おすすめの料理は何ですか?」
→「¿Cuál es el plato recomendado?」
ネイティブ相手に積極的に使ってみて、スペイン語を練習してみましょう。
お会計をお願いするスペイン語を使い分けるとツウ!
お会計を頼むときのスペイン語といえば「La cuenta, por favor.」がよく使われますが、これは丁寧な表現なのでレストランでよく使われます。
一方バルでサクッと飲んで帰りたいときなど、フランクな場では「¿Me cobras?」といったように「Cobrar((お金を)受け取る、得る)」という動詞を使うと現地の人がよく使う表現ができます。
チップは必須ではない、気持ちに合わせて
スペインではチップは必須ではありません。とはいえサービスが良いなと感じたらチップを置いてお店を出るのも◎
チップの金額の目安はお店の格にもよりますが、お会計の10%以内におさめる程度で良いでしょう。
レストランで食事をするときに知っておきたい豆知識
19時にレストランが開いてない?!営業時間に注意しよう
日本だと18時や19時頃から夕食を食べることも珍しくないですよね。
しかしスペインでは21時頃に夕食を食べることが多いので、夜の営業時間は20時~というお店がほとんど。
19時にレストランに行ったら閉まっていた!なんてことがないよう、行きたいお店の営業時間は調べておきましょう。
ちなみに日曜日は飲食店にかかわらず、色んなお店が定休日のことが多いのでご注意を。
大きなお札での支払いは受け付けてもらえないことも
ユーロ紙幣は5ユーロ~500ユーロまでさまざまですが、お店によっては支払いで100ユーロ札以上の大きい紙幣は受け付けてもらえないことがあります。
スペインでは日常的に50ユーロ以下のお札が使われることがほとんどなので、大きい額のお札は好まれません。
日本で日本円をユーロに交換するときや旅行中の支払いをするときは、できるだけ大きいお札を避けるか可能なときに崩すようにしましょう。
まとめ:現地ならではのスペイン料理を楽しもう!
スペインでよく食べられる人気のスペイン料理を10品紹介しました。気になる料理はありましたか?
日本で馴染みのあるスペイン料理とは少し違うものもあるので、スペイン旅行に行ったら現地ならではのスペイン料理を楽しみましょう!
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