​レベルチェックの結果の見方

​レベルチェックの結果の見方

さて、レベルチェックテストいかがでしたでしょうか?普段は聞きなれない表現方法があったり、知らない単語があったりと、難しく感じた方もいらっしゃるかもしれません。

このレベルチェックの結果は、「CEFR(セファール)」に基づいて判定されています。「CEFR(セファール)」とは、外国語のコミュニケーション能力を表す指標のことで、欧米を中心に広く使われている国際標準規格です。現在、提供されている参照枠は、英語を含めて 38もの言語にのぼります。 レベルは A1、A2 、B1、B2、C1、最高レベルのC2に分けられています。それぞれのレベルは「can-do descriptor」と呼ばれる文章で、コミュニケーションレベルを定義しています。以下は、CEFRのレベル一覧です。

C2聞いたり読んだりしたほぼ全てのものを容易に理解することができる。色々な話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築ができる。自然に、流暢かつ正確に自己表現ができる。
C1いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、合意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることができす。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細な文章をつくることができる。
B2​自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章をつくることができる。
B1​仕事、学校、娯楽なとで普段出会うような身近な話題について、標準的なはなしかたであれば、主要な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいる時に起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章をつくることができる。
A2​ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接関係ある領域に関しては、分やよく使われる表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に応じることができる
A1具体的な要求を満足されるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し用いることができる。自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや、誰と知り合いであるか、持ち物などの個人情報について質問をしたり答えたりすることができる。もし相手がゆっくりはっきりと話して助けが得られるならば、簡単なやり取りをすることができる。

CEFRと他試験との比較(英語)